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場末の酒場 そこはオアシス

by 仲島 圭佑

木曜日、世間は勤労感謝の日と知ってか知らずか日々働けることに、働いてくれていることに感謝をし、家でくつろいだり、バーゲンセールに車を走らせたり、友人と昔話に花を咲かせたりしたのだろう。

僕はといえば、冷たい雨の降りしきる中、畑で作業していた。百姓見習いは祝日もせっせと働く。面白いと思える仕事が出来ることには感謝しかない。今年の夏に舵を切ったことは長い目で見て、僕の転機となるのは間違いないだろう。
「百姓見習い」、この見習いが取れるようにせっせと働き、勉強の毎日。

もう一つ僕には音楽が生活の基盤にある。

夜は場末の酒場で演奏だ。弘前工業高校、僕の母校に面した道をまっすぐ岩木へ向かい、橋を渡るよりも少し手前。

初めましてだったもので、一度通り過ぎてしまった。急いでUターンして隣の駐車場へ車を停める。

アコースティックライブ一番館。店の扉を開けると、そこは完全に日常と切り離された夢の空間。ギター、古びたポスターにレコード、車や飛行機の模型、酒瓶に酒樽、ペコちゃん。誰もが子供の頃に夢見たであろう、アレコレが壁や棚に所狭しと飾ってある。たまらん。

ギリギリに着いてしまったが、今回主催の葛西さん、店主の葛原さん夫妻が温かく出迎えてくれた。

そして緩やかにイベントが始まり、お客さんも演者も同じ夢を見るようにひとつになって、その空間を楽しんでいった。

マスターの葛原良さんは冒頭からお酒を飲んでいて、まるでスナックのママのように、なんなら演者をくってしまうくらいの存在感だった。
多分マスターが一番楽しんでいた。素敵すぎて、マスターが大好きになった。
そして僕がMCで話をしていると、なにやらゴソゴソとカウンターから持ってきて、お客さんのところへ持っていって写真を撮り始める。もうカオスである。
そして僕のところにも来て、僕もその謎の前掛けのようなものを着せられる。そしてしっかり写真を撮られる。

この僕の笑みから、どれだけカオスでどれだけ楽しかったかが想像頂けると思う。

打ち上げでは奥さんの葛原明美さんの手料理が振る舞われ、これがまた美味くて、むしゃむしゃ食べる。写真を撮るのも忘れてた。
最後打ち上げにお客さんで来ていたミドちゃんが歌ってくれて、やっぱり大きいギター似合うよなんて話していた。

共演の葛西さんとコーヘイくんと、また一緒に出来て嬉しかったなあ。また必ず一緒にやりましょう。

主催の葛西さんも自分のイベントで、こうしてオアシスのようなお店を探しながら、ずっと音楽を続けていて、それこそ僕が知らない時代から弘前で音楽を続けていて、こうやって繋いでくれてきた地面の上に僕は立って歌わせて頂いている。僕に出来ることは感謝と人生を込めて歌うことに尽きるけれど、やっぱり僕もこの町の音楽が途切れないように繋いでいきたいと強く思う。葛西さんは時符詩(ジプシー)というアコースティックバンドでもライブをしています。僕は初めてソロを見て、あーやっぱりすげぇなあと思ったんですが、ツインボーカルの時符詩もかっこいいので名前を見つけた時は是非!

足を運んで見届けてくれた皆さん、共演の葛西さん、コーヘイくん、店主の葛原さん夫妻、本当にありがとうございました。またひとつオアシスを見つけてしまいました。また必ず歌いに行きます。フラッと遊びに行きます。

ぜひ皆さんも「アコースティックライブ一番館」に行ってみてください。お店は金曜土曜と19:00からやっています。毎月第4金曜日は参加型のライブもやっているそうです。葛原さんもここに集う皆さんも、気持ちの良い方ばかりなので、きっと良い夜を過ごせると思います。


さぁ僕も皆さんに頂いたエネルギーで今日も一生懸命やろうと思います。先ずは12/3(日)の企画イベントまで突っ走ります。

ぜひお越しください。

ライブスケジュールはこちら↓↓↓

チケットの予約はホームページ、もしくはツイッター、フェイスブックのメッセージでも受け付けています。出来れば手売りチケットで来て頂きたいので、お会い出来た方はお声がけ下さい。通販でもチケットは取り扱っています。

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仲島 圭佑
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